Yuimedi は「エンジニア集団が医療に挑む!」をブランディングに掲げ、デジタル化の潮流に取り残されている日本の・世界の医療業界に真のデジタルツールを導入することを成し遂げたいと考えています。

今回は座談会と題し、各エンジニアからぶっちゃけトークをしてもらう機会を設けました。前編となる本稿では、Yuimediの事業とエンジニアリングについて語ってもらいました。後編はこちら


参加者

副社長 watilde
学生時代よりフリーのプログラマーとして受託開発を開始。グリー株式会社を経て、オランダのスタートアップでテックリード、会社の立上げを経験。マッキンゼーアンドカンパニーにてデジタルコンサルタント、テックリード、AWSにてシニアエンジニアとして従事した後、2022年5月より現職。Node.jsコミッター。

副社長 watilde 学生時代よりフリーのプログラマーとして受託開発を開始。グリー株式会社を経て、オランダのスタートアップでテックリード、会社の立上げを経験。マッキンゼーアンドカンパニーにてデジタルコンサルタント、テックリード、AWSにてシニアエンジニアとして従事した後、2022年5月より現職。Node.jsコミッター。

CTO leko
学生時代よりフリーランサーとしてWeb制作の受託開発を開始。Hamee株式会社を経て、株式会社CureAppにて技術部部長として治療用アプリの開発・マネージメント、シンガポールEdTech企業でフルスタックエンジニア・データエンジニア・スクラムマスターとして従事した後、2022年5月より現職。Node.jsコミッター。

CTO leko 学生時代よりフリーランサーとしてWeb制作の受託開発を開始。Hamee株式会社を経て、株式会社CureAppにて技術部部長として治療用アプリの開発・マネージメント、シンガポールEdTech企業でフルスタックエンジニア・データエンジニア・スクラムマスターとして従事した後、2022年5月より現職。Node.jsコミッター。

VPoE hiroppy
2015年以降、ドワンゴ、メルカリを複数回入社し、N予備校やメルカリShops等の様々な新規サービス開発や動画技術最適化の研究などを担当。2022年7月から現職。複数の会社で技術顧問をし、現在は食べログのWeb技術顧問。最適化が主な領域であり、webpackなどのOSSへのコミットやコミュニティ活動を行う。

VPoE hiroppy 2015年以降、ドワンゴ、メルカリを複数回入社し、N予備校やメルカリShops等の様々な新規サービス開発や動画技術最適化の研究などを担当。2022年7月から現職。複数の会社で技術顧問をし、現在は食べログのWeb技術顧問。最適化が主な領域であり、webpackなどのOSSへのコミットやコミュニティ活動を行う。

Engineer kuriyosh
大阪大学大学院情報科学研究科にて修士号を取得した後、アマゾンウェブサービスジャパンに入社。サポートエンジニアとして従事。ビジネス課題を解決するソフトウェアの開発に挑戦したいという自身の希望に加え、Yuimedi の医療業界に感じる課題感への共感から 2021年8月より現職。Node.jsコミッター。

Engineer kuriyosh 大阪大学大学院情報科学研究科にて修士号を取得した後、アマゾンウェブサービスジャパンに入社。サポートエンジニアとして従事。ビジネス課題を解決するソフトウェアの開発に挑戦したいという自身の希望に加え、Yuimedi の医療業界に感じる課題感への共感から 2021年8月より現職。Node.jsコミッター。

Yuimediの事業にエンジニアはどう関わっていますか?

watilde

watilde

「今のYuimediの事業において、エンジニアが求められる仕事は2つあります。1つめがプロダクト「Yuicleaner」を作るタイミング。もう1つが「R&D」です。少し説明すると、エンジニアリングを通して医療データにおける課題が解決可能なものなのか?を試行しながら、ステップアップしていくプロセスのことです」

kuriyosh

kuriyosh

「いずれにおいても「医療データのクレンジングを通じた医学研究の促進支援、引いては患者さんへの価値提供をしている」という視点で業務をしています。その観点で言えば、Biz側と揃っていると思っています」

kuriyosh

kuriyosh

「まず前提として「Yuicleaner」には社内ユーザーがおり、その方々が実際に使ってクライアントに対して価値提供を行ってくださっています。彼らの動きを見ていて、開発者視点でれこさんと「この機能必要そうだよね」みたいな話をしていたところ、後々Biz側から同様の機能に対する要望が上がってきた経験がありました。Biz側と大きな視点が揃っていたからこそ、先回りができたんだと思います」

hiroppy

hiroppy

「医療ITの展示会や学会に参加して思ったんですが、レガシーが残っている業界だと感じました。例えば「Yuicleaner」のUIは、最近のウェブサービスを踏襲しており、現状この業界に存在する製品とは一線を画すようなものです。もちろん、ユーザーにマッチするかは検証中ですが、この業界のデザインに良い刺激を与えられると思っています」

Untitled

watilde

watilde

「そういった表に出るインパクトに加えて、裏でも大きくインパクトを与えられると思っています。Yuimediしかやっていないわけではないですが、技術の面で他業界やウェブ業界のスタンダードを持ってきたりもしています」

leko

leko

「そうですね。例えば「Yuicleaner」のコア機能はストリームで処理するようにしています。現状この業界はビッグデータの流れが来始めたばかりで、大容量のデータに対応しきれていないソフトウエアが多いと思っていてます。「Yuicleaner」はPCの容量さえ空いていればファイルサイズを問わず処理できるようになっているので、Yuimediが目指すものに対して、適切なものを提供していると思っています」

hiroppy

hiroppy

「医療データというセンシティブな情報を扱う上で、クラウドを間に挟まなくても大容量データをさばけるようにしているということも、すごく大きいことですよね」

watilde

watilde

「ウェブ等の技術を使いながら、業界で実施されているプロセスを変えられると思っています。難しい課題ですが、ちょっとずつ変えて、あるべき像に持っていくことができれば、社会的インパクトはすごく大きいと感じています」

kuriyosh

kuriyosh

「ウェブ技術を使うことで、エンジニアのこの業界への入口を広げているとも言えますよね」

leko

leko

「よしきさんが入った頃は、「Yuicleaner」もただのCLIツールで画面0だったはず(笑)。そこから画面が立ち上がり始めて、そこからElectronとMUIと使うようになって、どんどん一般的なアーキテクチャにマイグレーションしていって、今がありますね」